KENICHIのやりたいこと <ver.2009.6>
このページでは、KENICHIがアクションに関することで、やりたいことを紹介しています。時間と共に変化することもあるので、バージョンアップするかもしれません。
現在は、2009.6バージョンです。
【やりたいことリスト】
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1、アクションのライブ・パフォーマンスを作りたい。
2、やるためのアクションを一般に広めたい。
3、アクション独自の練習体系を作りたい。
4、身体表現としてのアクションを確立したい。
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やりたいこと・その1
『アクションのライブ・パフォーマンスを作りたい』
意外に思うかもしれませんが、アクションだけで成立しているライブ・パフォーマンスってないんですよ。
近いものでは、子供ショーくらいですか。
あとは、アクション物の演劇になってしまいますねぇ。
ないということは、それだけ困難であるということなんです。
だからこそぜひとも、アクションだけのパフォーマンスをつくりたいと思っています。
そこで参考にしているジャンルがあります。
それは、バレエとプロレスなんですね。
どちらも専門家だけで行われているというのが、共通するところです。
アクションも、専門家にしかできない表現を確立する必要がある、というのが私の考えなので、ぜひ実現したいですね。
なぜかというと、現在のアクションというのは、参入障壁が低くなっているわけです。
どういうことか?
例えば、現代にブルース・リーみたいな人が100人くらいいたら、普通の俳優がアクションものに主演する余地があるでしょうか?
極端な例かもしれませんが、御存知のように現代では、映像技術で普通の俳優をブルース・リーのように見せることが可能になってきています。
そうすると、誰でもアクションができる環境にある、ということになりますね。
しかし問題は、本物のアクションを見せる場がなくなってくるということなんです。
アクション専門家の活動の場がないというのは、大いなる問題だと思いませんか?
私は以前から、この点について考えてきました。
その結果、参入障壁の高いアクションを作る必要があるという結論に達したのです。
普通の俳優では、「絶対無理」と思うようなアクション表現の場、
それが参入障壁の高いアクションというわけです。
でも、これって普通だと思いませんか?
例えばどこかのバレエ団が、
「最近動員が低迷しているから、次の公演では今人気のタレント○○○○を主演に使おう」
なんてことにはならないですよねぇ?
でも、今のアクションは、これと同じような状況だと思うのです。
その理由は明確で、アクション映画というものは、アクションのためにある表現の場ではないんですね。残念ながら。
これは、あくまでもショービジネス。
アクション・プレイヤーのことなど考えていないのも至極当然のことかもしれません。
だからこそ、
「アクションの、アクションによる、アクションのための表現」
が必要だと思うわけです。
バレエやプロレスのように。
これが、私のやりたいことの一つなんですね。
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やりたいこと・その2
『やるためのアクションを一般に広めたい』
自分でアクションをやることが楽しくてしょうがないので、
ぜひ多くの方に、この楽しさを味わってもらいたいと考えています。
しかし、そのためには仕組み作りが重要になってきます。
もちろん、そのための準備は以前からしておりまして、
ズバリ、ユニバーサル・スタイルのアクションを全世界に広めたいと考えているんですね。
ユニバーサル・スタイル・アクションとは、ユニバーサル・デザインのに倣って、
「できるだけ多くの人が利用可能であるようなスタイルにすること」
を基本コンセプトとしたアクションのことです。もちろん、私が提唱しているのですが。
例えばバレエなどは、基本的に世界中どこへ行っても同じ練習をするわけです。
しかもプロから子供まで、また最近はやっている「大人バレエ(大人になってから始めるバレエのこと)」でも、同じ練習をします。
だからアクションも同じように、プロからアマまで、世界中の老若男女が同じ練習をして、アクションの楽しさを味わい、さらにそれを私生活にも生かす。
そんな環境を作りたいと本気で考えています。
その、ユニバーサル・スタイル・アクションに必要なこと。
それはアクション独自の体系です。
というのも、現在のアクションは、まだまだ借り物的練習体系が主流なのです。
器械体操をやる。
トランポリンをやる。
高所からの飛び降りなどスタントをやる。
空手などの打撃系武道をやる。
居合、剣術などをやる。
それらを立ち回りの稽古でまとめる。
だいたい、こんな感じです。
その他に任意で
様々な武道・武術の段位を取る。
乗馬をやる。
スキーをやる。
スキューバダイビングをやる。
などなど。
もちろん、それぞれ考えがあってやっていることでしょう。
俳優として様々な要求に対応する、という考え方もあります。
これも有効でしょう。
要は目的次第ということなのです。
でも、アクション独自の練習法がないなんて、ちょっとさみしいですね。
上記の例の中では、立ち回りくらいですから。
でも、これってジャンルとして弱いと思いませんか?
前回もバレエを引き合いに出しました。
例えばジャズ・ダンスの人が、バレエをやることはよくあります。
特に、プロのショーダンサーの場合、バレエをやっている人と、そうでない人では、身体のラインが違ってきます。
だから、一流のプロは例外なく、レッスンにバレエを取り入れているのです。
でも、ということはバレエの方がジャズダンスよりも上位概念ということになってしまいますよね。(あくまで、例としての解釈であり、実際は上も下もありません。)
器械体操やって、空手やって…アクションの練習は立ち回りだけ…
ということは、器械体操や空手が、アクションよりも上位概念ということになってしまうのでしょうか?
そんなことは、決してありません。
ただ、そのような練習方法を取り入れていると、いつの間にかアクションの方が下位概念という暗示が自分の中に入ってしまう可能性はあります。
事実、本物の武術ができなくてはダメだ!という先生方もいますからね〜
アクションで飯食っているのに何言ってんの?と思ったりもしますが、それについてはノーコメントということで。
そういった意味で、やはりアクション独自の練習体系は必要でしょう。
それがないと、ジャンルとして確立されていないのかな?と思ったりします。
実際、アクションは表現として認知されていない。
あくまでショービジネスのジャンルの一つである。
そんな気もします。
といっても、それは今までのアクション。
新しいアクションは、表現として確立していきますよ〜
そのためにも、やるためのアクションを一般に広めたいんですね。
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やりたいこと・その3
『アクション独自の練習体系を作りたい』
ユニバーサル・スタイルのアクションを広めたい、ということに関連するのですが、
アクション独自の練習体系を作りたいのです。
というか、すでにかなりできているのですが・・・
ユニバーサル・スタイルのところで書きましたが、
アクションの練習は、体操やってトランポリンやって、空手やって・・・
というように、足し算の練習なんですね。
だから、そこを改善したいわけです。
アクションが表現として独立していない背景には、
独自の練習体系が確立されていないという問題がある。
というのがKENICHIの持論なのです。
もちろん、最初はよそから持ってきてもいいでしょう。
いいものは、どんどん取り入れればいいと思います。
しかし、アクションが盛んになってから、少なくとも四半世紀は経っているわけです。
だから、オリジナル・スタイルに練り上げられてもいいんじゃないでしょうか。
そんな時期にきていると、私は考えます。
最終的には、アクションに最適化され、全ての技術が連関する。
そのような体系になるはずです。
それをアマチュアからプロまで。
子供からお年寄りまで。
国境を越えて、みんなで楽しみながら練習する。
それがユニバーサル・スタイル・アクションの夢です。
でも、それだけだと不十分かもしれない・・・
やはり自分で直接伝えなくては、伝えきれないところがあります。
それは、自分の流派みたいな形で、ユニバーサル・スタイルとは分けて、
教えていくことができたらと、考えています。
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やりたいこと・その4
『身体表現としてのアクションを確立したい』
やりたいことの一番目に、
ライブ・パフォーマンスを挙げました。
それと関連があることで、もう一つ書いておきたいことがあります。
「身体表現としてのアクションの確立」
これですね。
身体表現というのは、
ダンスとか、パントマイムに代表されるように、からだを使った表現のことです。
アクションの定義は人それぞれなんですが、
演技の一部である、としてしまうといろいろと弊害があるというのがKENICHIの持論なのです。
もちろんアクションは演技であるという考えは、間違いではありません。
主な活動の場が、映画や演劇なのですから。
でもそれだと、従来のまま何も変わりないですよね。
そうなると、表現として独立できないわけです。
そして技術的発展が望めない可能性があります。
というのも、現在のアクション業界の仕事は、裏方中心ですから。
それになんといっても、アクション独自の表現技術が磨かれないわけです。
というのも、演技としてのアクションばかりやっていると、その表現の主導権は常に作品にあるわけです。
だから、作品で高度なアクション表現を要求されなかったり、(要するに、激しいアクションが少なかったり)
そういった役どころではなかったりすると、アクションそのものをやる機会が少なくなりますよね。
だから、身体表現としてのアクションを確立する必要があるのです。
身体表現に限定することで、技術性が発展することを狙っているのですね。
それが確立されると、練習内容も、そこにターゲットを絞って高度化されますから。
一石二鳥というわけです。
そうなると、いい意味でアスリート化してくる可能性があります。
バレエもアスリート的な面がある、というのはよくバレエダンサーから聞かれる話です。
だから、アクションがアスリート化してくるのも、ある種必然かと。
アクション・アスリートの誕生ですか。
アクション・ブーム時は、アクション俳優という言葉がよく使われました。
でも現在では、アクション業界人的なニュアンスしか感じられません。
それに変わるのが、アクション・アスリートである可能性はあります。
別に演技をないがしろにしていい、というわけではないのですが。
要するに、演技とアクションを分けて学べばいいんです。
その時の立ち位置として、アクションのポジションがはっきりしていればいい。
その立ち位置が、身体表現であるべきだ!
ということで、身体表現としてのアクションを確立したいですね。
